魂のピアニスト、フジコ・ヘミングが
栃木県総合文化センターに帰ってくる!
日本を代表するピアノの偉才フジコ・ヘミングと、東京フィルハーモニー交響楽団によるスペシャルコンサート!
出演
【ピアノ】フジコ・ヘミング
日本人ピアニストの母と、ロシア系スウェーデン人デザイナーの父を両親として、第二次世界大戦直前のベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ほどきでピアノを始める。東京藝術大学を経て、28歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。その後演奏家としてキャリアを積み、バーンスタインなど世界的音楽家からの支持を得るが、大切なリサイタル直前に風邪をこじらせ聴力を失う。失意の中、ストックホルムに移住。ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年には、フジコのピアニストとしての軌跡を描いたNHKのドキュメント番組、ETV特集『フジコ~あるピアニストの軌跡~』が放映され大反響を巻き起こす。「フジコの演奏をもっと聞きたい」という視聴者からの要望が殺到し、番組は幾多に及び再放送され、さらに続編「フジコ、ふたたび~コンサートin奏楽堂」も放送された。同年に発売されたファーストCD『奇蹟のカンパネラ』は200万枚を超える売り上げという、クラシック界異例の大ヒットを記録し、いまだにその記録を更新し続けている。その稀有な半生がフジTV系列で菅野美穂主演でドラマ化され、高視聴率を獲得し人気を不動のものにした。これまで2枚の日本ゴールドディスク大賞、4度にわたる各賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。世界各国の公演に出演し続け、その名声を海外に広げている。
【指揮】マリオ・コシック
マリオ・コシックは2006年以来スロバキア国立放送交響楽団の音楽監督を長年にわたり務め、国内外で高く評価されている。2001年にチェコのカールスバード・シンフォニー・オーケストラの首席指揮者に任命。これを機に、プラハ室内管弦楽団、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団(オストラヴァ)、など、ヨーロッパでも有数のアンサンブル、管弦楽団や歌劇場に客演として招待される。モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団との共演で2006年に初来日し、成功をおさめ、その後日本には何度も招聘されブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団などとも共演。定期的にスロバキア国内の指揮台に立ち確固たる地位を確立するほか、世界各国の異なるオーケストラやアーティストとともに数々のコンサートを行い、国際的にも名声の高い指揮者として活躍を続けている。
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
Ⓒ上野隆文
1911年創立。日本のオーケストラとして最古の歴史をもち、メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。自主公演の他、新国立劇場他でのオペラ・バレエ演奏、NHK他における放送演奏など、高水準の演奏活動を展開。また、海外公演も積極的に行い、国内外から高い注目を集めている。1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
プログラム
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 第2楽章
リスト:ラ・カンパネラ 他
ご購入・ご来場のお客様へ
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この公演は完売致しました