栃木県民の日に贈るスペシャルコンサート
大人気姉弟デュオがクラシックギターの世界を繊細に紡ぐ
◆村治佳織、村治奏一より栃木の皆さまへ◆
ⒸKazumi Kiuchi
栃木県の皆様こんにちは!クラシックギタリストの村治奏一です。昨年、誕生150周年という大きな節目を迎えた栃木県の県民の日に、クラシックギターのコンサートを開催させていただく事となり、心から嬉しく思います。150年前といえば、ちょうどクラシックギターが現代の形へと進化していた頃。今回のデュオコンサートでもギター初期の名作《アルハンブラの思い出》から現代の映画音楽《ニュー・シネマ・パラダイス》、そして日本の伝統曲を題材とした作品までギター音楽の歴史を振り返ってまいります。6月15日は栃木県総合文化センターにて、皆様とお目にかかれることを楽しみにしております。
ⒸSaito Kiyotaka
皆様、こんにちは!上記、奏一さんが私達のお伝えしたいことをほとんど書き記してくれました!私がそれに加えて、お伝えしたいのは、土地とのご縁についてです。産まれたのが栃木という方もたくさんご来場されると思います。途中から彼の地にやってきた方もおられると思います。大切なのは今、居る場所に感謝するという気持ちですよね。私たち姉弟は東京の下町生まれ。生まれ落ちた偶然と必然を感じながら、今も時折、二人が育った家で時間を過ごすことがあります。ご縁があり、栃木で演奏させていただくことを心より嬉しく思っております。
プログラム
【デュオ】
F.タレガ:アルハンブラの思い出
E.モリコーネ/鈴木大介 編:映画『ニュー・シネマ・パラダイス』から
〈愛のテーマ〉
【村治奏一ソロ】
瀧廉太郎/鈴木大介 編:荒城の月によるディフェレンシアス
R.ディアンス:フォーコ
【村治佳織ソロ】
久石譲/小関佳宏 編:映画『ハウルの動く城』から
〈人生のメリーゴーランド〉
A.ヨーク:サンバースト
【デュオ】
A.ピアソラ/飯泉昌宏 編:リベルタンゴ ほか
プロフィール
【ギター】村治佳織 Kaori Muraji
幼少の頃より数々のコンクールで優勝を果たし、ビクターより15歳でCDデビューを飾る。1996年には、イタリア国立放送交響楽団との共演がヨーロッパ全土に放送され好評を得た。フランス留学から帰国後、積極的なソロ活動を展開。N響ほか国内主要オーケストラ及び欧州のオーケストラとの共演も多数重ね、2003年英国名門DECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。受賞歴も多く、第5回出光音楽賞、村松賞、第9回ホテルオークラ音楽賞、ベストドレッサー賞(学術・文化部門)、ブルガリアウローラアワード2019を受賞。サントリーホールでのソロリサイタル・メディア出演・映画のエンディング作曲や演奏など多彩に活躍。2018年9月にリリースした『シネマ』は、2度目の日本ゴールドディスク大賞を受賞。2023年10月、デビュー30周年記念ベストアルバム『CANON』をリリース。
◆村治佳織OFFICIAL HP http://www.officemuraji.com
【ギター】村治奏一 Soichi Muraji
1998年第41回東京国際ギター・コンクールほか数多くのコンクールにて優勝。2003年米ボストンのウォールナット・ヒル・スクールを首席で卒業後、ニューヨークのマンハッタン音楽院に進学。2006年ワシントン、ケネディ・センター公演にて本格的に米国デビュー。2012年「トヨタ・クラシックス・アジアツアー2012」のソリストに抜擢、ウィーン室内管弦楽団と共にアジア5カ国でのコンサートツアーを成功させた。2016年には自身でプロデュースしたソロアルバム『Off the Record』をテレビマンユニオンよりリリース。また2019年からは自身初となるインターネット配信アルバム『TONES 2019』をリリースし、公式サイト・YouTube等で公開や缶バッチ型アルバムの発売など、意欲的なリリースを行っている。これまでに、NHK交響楽団をはじめ内外のオーケストラと多数共演。
◆村治奏一OFFICIAL HP http://www.soichi-muraji.otohako.jp/